ヨガスタジオの殺菌は、「オゾン燻蒸」で解決
クラス毎の清掃、換気。
ウイルス除菌効果のある次亜塩素酸のスプレーでヨガマットの清掃。
共用物やプロップスの除菌シートでの消毒。
ヨガスタジオやフィットネスクラブのスタッフのみなさんのご苦労が目に浮かびます。
しかし、スプレーや拭き掃除は必ず見落としがあり、手が届かないような隙間の除菌は不可能でしょう。
完全に立体空間を除菌するには、それにかかるマンパワーが多大になり、インストラクターさんやスタッフの皆さんの悩みの種になっているのではないでしょうか。
そこで、
- オゾンは、高濃度だと人体に有害ですので、必ず無人して「オゾン」を発生させる。イメージは「家を留守にしている間にバルサンを炊く」。
- ウイルスと反応させ、オゾンO3→酸素 O2に戻り、立体空間を無害化。
- 換気をし、残留オゾンを排除し、スタジオを安全を確認して、再入場。
こうすることで、スタジオの除菌が少人数・小負担で達成することが可能となります。
オゾンとは
オゾン O3 とは紫外線をカットする「オゾン層」や森林浴や海水浴と時にに感じるニオイをもつ気体です。
身近なところでは、会社や家にコピー機がある方は、コピーをしている最中にコピー機の裏に回ってください。
あのニオイがオゾン臭です。
詳しくは、こちらのサイトがわかりやすいです。

消臭・殺菌の仕組み
さて、オゾンがどのようにして、消臭や殺菌をしてくれるのでしょうか。
私の解釈は、
オゾンの危険性
高濃度のオゾンにさらされるのは危険です。
安全に使用するには、どのような状態が危険であるか、ある程度知っておかなければなりませんね。
0.01~0.02 ppm | 多少の臭気を覚える。(やがて馴れる) |
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0.1 ppm~ | あきらかな臭気があり、鼻やのどに刺激を感じる。 |
0.2~0.5 ppm | 3~6時間曝露で視覚が低下する。上部気道への刺激の感知 |
0.6~0.8 ppm | 胸痛感知、咳 |
1~2 ppm | 疲労感・頭痛・頭重の感知、呼吸機能の変化 |
5~10 ppm | 呼吸困難、脈拍増加 |
50 ppm~ | 生命の危険が起こる |
(引用 オゾンは人体に有害なのでしょうか?消臭剤・脱臭装置・臭気調査・ニオイセンサー・除菌・防カビ…日本全国、海外も対応のカルモア、特定非営利活動法人 日本オゾン協会「オゾンハンドブック」より再編集)
このような高濃度のオゾンを直接吸い込まないようにしなければなりません。
手に入れやすい製品
オースリークリア2
私は、オースリークリア2を持っています。
脱臭のために、2年ほど前に買ったのですが、故障中です。
修理に出そうかと思ったら、新製品が出ているではありませんか。
4月の上旬に「SARSやMARSに効果あるんだったら、まだエビデンスが出ていないが、新型コロナウイルスもおそらく不活性化させるであろう」と踏みました。
しかし、オゾンマート社のウェブサイトを見るとすべて売り切れでした。
そこで、他社の製品を探しました。
アマゾンで買ったのはこれ
業務用オゾン脱臭器 オゾン発生器 (30分タイマー(改良型)
タイマーがあるので、オゾンを吸わずに機械を操作することができます。
しかも、5000mg/hの強力なオゾン生成量。
あっという間に、室内がオゾンで満たされます。
タイマーを作動させて、すぐに退出して、燻蒸。
オゾンが酸素に戻ったら、換気して、ウイルスを殺菌します。
これと、オースリークリア2を修理に出して、2台で空間除菌をやってみようと思います。
オースリークリアは、オゾン水を作ることができるので、マットやプロップスを拭くのに最適だからです。
